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抗生物質と飼育管理と環境負荷との関係に関する予測研究

この度、脱抗生物質のための家畜飼育モデルに関する研究成果の一部が、九州大学、並びに理化学研究所においてプレスリリースされましたのでご報告させていただきます。

[九州大学におけるプレスリリース]

こちら

学術論文 : Scientific Reports   (2023年4月19日) 

既に電子版として公開されています。 [関連URL]こちら

(Nature系列の学術誌として一次論文をターゲットとした姉妹誌の一つです)

窒素系化学肥料や化学農薬を用いた現代の農業は、生態系への負担を増加させます。一方で、世界的な食糧不足は喫緊の課題であり、作物の増産が必要ですが、環境保全型の農業技術の併用が必要です。本研究では、好熱菌を活用した有機堆肥が、土壌と植物に与える作用機序を構造方程式モデルによって推定しました。その予測に基づいて、土壌共生菌候補の単離に成功し、ゲノム解析、生物活性を評価した結果、化学肥料を用いずに、空気中の窒素を有効利用し、温暖ガスN2Oの発生抑制などに貢献しうる可能性など農業生態学的に有利な特性を示すことができました。

今後、多くの皆様に認知していただく機会となれば幸いです。

[理化学研究所におけるプレスリリース]

こちら

 

[関連情報: 河内水産様の関連URL]

テーマ名: 海が綺麗になる養殖は、こちらへ(youtube動画)


[弊社研究情報]

プレプリント関連URLはこちらへ(コーネル大学プレプリントサーバ)

(ウイルス制御関連のプレプリントサーバURLはこちらへ)

共同研究機関(理化学研究所)によるプレスリリースURLはこちらへ(持続可能な農業モデル(窒素固定と温暖ガス発生抑制)に関する研究: ネイチャー系列の微生物専門雑誌)

共同研究機関(理化学研究所)によるプレスリリースURLはこちらへ(海草が繁茂する養殖施設に関する研究: オランダの環境科学雑誌)

共同研究機関(理化学研究所)によるプレスリリースURLはこちらへ(昆虫を介した環境保全に関わる研究: オランダの環境科学雑誌)

共同研究機関(理化学研究所)によるプレスリリースURLはこちらへ(家畜由来の温暖化ガス発生抑制に関する研究:イギリスの応用微生物学雑誌)

共同研究機関(九州大学)によるプレスリリースURLはこちらへ(同上)

日本農芸化学会2022年トピックス賞こちらへ(好熱菌発酵産物が化学肥料の削減と土壌の温暖化ガス発生抑制に影響しうる作用機序に関する研究)

 

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